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お米の苗立て

sofu.

無農薬でのお米の栽培に際して、田植えの前に行う「苗立て」という準備作業を行いました。

一般的な無農薬での「苗立て」手順は以下の通り。

無農薬のお米の苗立て(育苗)

無農薬栽培では、農薬に頼らずに健康な苗を育てることが、その後の生育と収量を大きく左右します。

1. 種籾(たねもみ)の準備


塩水選(えんすいせん)
比重1.13の塩水(卵が浮く濃度)に種籾を入れ、沈んだ充実した籾だけを選びます。


温湯消毒(おんとうしょうどく)
農薬の代わりに、60℃のお湯に10分間浸けて種籾を消毒します。ばか苗病・いもち病などの種子伝染性病害を防ぐ、無農薬栽培の基本技術です。温度管理が重要で、58℃以下では効果が薄く、62℃以上では発芽率が下がります。


浸種(しんしゅ)
消毒後、10〜15℃の水に積算温度100℃(例:10℃で10日間)を目安に浸けて吸水させます。流水か毎日水換えをすることで、発芽抑制物質を洗い流します。


催芽(さいが)
30〜32℃のお湯で1〜2日、「はとむね状」(芽が1〜2mm程度)になるまで発芽を促します。

2. 育苗培土の準備
無農薬では土の質が特に重要です。
山土・田の土をベースに、完熟堆肥・燻炭(くんたん)を混合
・pH 4.5〜5.5 の弱酸性に調整(立枯病菌の抑制に重要)
・燻炭は排水性・保温性を高め、アルカリ性の拮抗菌を活かす効果も
・市販の有機育苗培土を利用するのも実用的

3. 播種(はしゅ)
・播種量:乾籾で150〜180g/箱(薄まきで徒長防止)
・覆土:5mm程度(薄すぎず厚すぎず)
・時期:移植の30〜35日前が目安
無農薬では薄まきが基本。密植すると徒長・病気のリスクが高まります。

4. 出芽・緑化・硬化
出芽(出芽室 or 積み重ね):30〜32℃の暗所で2〜3日、芽を2cm程度まで伸ばします。
緑化:15〜25℃の明るい場所で2〜3日、葉を緑化させます。直射日光は避けます。
硬化:外気に慣らしながら7〜10日管理。昼夜の温度差をつけることで丈夫な苗に育ちます。夜間は10℃前後まで下げると効果的です。

5. 無農薬ならではの管理ポイント
過湿を避ける:立枯病・苗いもちの温床になるため、水管理は慎重に
換気を徹底:ハウス内の高温・多湿を防ぐ
土着菌の活用:発酵堆肥や木酢液を活用する農家も多い
毎日の観察:早期発見・早期対処が農薬なしの鉄則

目指す苗の姿
葉齢2.5〜3.5葉、草丈12〜15cm、根がしっかり巻いた白根の多い苗
根張りが良く、茎が太くてずんぐりした苗が、移植後の活着と無農薬栽培での強さにつながります。

山で採れた花崗土を苗用の箱に新聞紙を敷いた箱に詰めていき、最後に表面を平らにする
前もって田んぼの一部を整地
それぞれの箱に新聞紙で根が飛び出さない工夫はしていますが、田んぼ側にもシートを敷く。
軽トラで運ばれてきた苗の箱たち
一輪車に載せて現場まで運びます
畔にスプレーで箱の数と置く位置を整理
種籾を蒔いていく。際はボードに当てるようにして箱全体均一に蒔いていく。
手前が蒔く前、奥が蒔いた後。
今回は培土を被せていく。来年移行は要検討部分。
箱が培土で覆われた状態。
最後にビニールで覆い、この日の作業は完了。
アメリカザリガニ。

次回は田植え作業の報告ができればと思います。
ではまた。

【愛用品のご紹介】

コットン100%のカバーオールで、洋服の上から着用可能。胸ポケットと臀部両横に開閉ボタン付きのスリットがあることで、着用中のパンツのポケットにアクセスできるようになっています。

同じくコットン100%のハット。特に春秋に重宝します。

見た目のすっきり感もさることながら、通気性とその名の通り適度なグリップ感があり、多方面の作業に活躍します。

田植えでも使えるくらいフィット感もあり、折りたたんでコンパクトに携帯することも可能。それなりの耐久性も感じています。

ABOUT ME
Sofu.
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古民家整備士
長年空き家だった古民家を譲り受け、DIYをしていく過程を共有する場を求めてこのブログを立ち上げました。既にそこにあるものを最大限活用し、本質的な引き算の改修で古民家を回帰させることを目指していきます。その他生活周辺の情報に関しても更新していきます。
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