DIY
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腕時計の消磁

sofu.

譲り受けたレディース腕時計「セイコー製自動巻き腕時計(SEIKO AUTOMATIC 17 JEWELS)」。60分間に70分進む状態だったので、ヒゲゼンマイの磁気帯びが原因と考えて、消磁器を購入して試してみました。

まずは磁気帯びを確認します。

離した状態:方位磁針のN極は右下を向いています
近づけた状態:N極がくるっと逆側に振れます

消磁作業に入ります。

消磁器の中央にある四角くざらついた部分に時計を置き、赤いボタンを押しながら上に向かって離したり、左右を通過させたりします。作業後、無事、磁器帯びが解消しました。

ところが、、、60分間に70分進む症状は変わらず、他に原因がある可能性がわかりました。(泣)

本当の原因は何だったのか?
磁気帯びでないとすれば、一体何が原因なのか? 気になって裏蓋を開けて内部のムーブメント(機械)を覗いてみました。
機械式時計の心臓部には、「ヒゲゼンマイ」と呼ばれる髪の毛よりも細い渦巻き状のバネ(髪の毛バネ)が入っています。このバネが伸縮することで規則正しいリズムを生み出しています。 今回のように「磁気がないのに激しく進む」場合、以下のような原因が考えられるようです。

ヒゲゼンマイに油がくっついている
経年劣化で内部のオイルが飛び散り、バネ同士が油で張り付いてしまっている状態。磁気帯びと同じくバネが実質短くなり、超ハイペースで動いてしまう。

バネの変形・絡まり
衝撃などで繊細なヒゲゼンマイが歪み、隣の巻と接触している。

つまり、今回の不具合は「磁気」という外部のトラブルではなく、「内部のバネの固着・変形・オイル切れ」という重症なメカトラブルだった可能性が濃厚です。

まとめ&教訓
コンパスに反応しても、磁気だけが原因とは限らない!
1時間に10分レベルの大幅なズレは、内部のヒゲゼンマイ(バネ)の粘着や変形を疑うべし。 消磁器(約1,000円〜2,000円)は買っておいて損はないけれど、魔法の道具ではない。 今回はDIYでの完全復活とはならずに失敗に終わってしまいましたが、消磁器を手に入れたことで「磁気帯びのチェックと解消」ができるスキルと環境が整いました(笑)。

ではまた。

ABOUT ME
Sofu.
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古民家整備士
長年空き家だった古民家を譲り受け、DIYをしていく過程を共有する場を求めてこのブログを立ち上げました。既にそこにあるものを最大限活用し、本質的な引き算の改修で古民家を回帰させることを目指していきます。その他生活周辺の情報に関しても更新していきます。
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