籾摺りから考えること
米作りの最終工程籾摺り(もみすり)を行いました。

ここまでの作業は、すべて手作業でしたが、最後は文明の利器に頼ります。
昔は水車を動力にした杵と臼で精米してたとのこと。
初めての体験なので、道具の違いで味がどのように変化するのか比較してみたい気持ちを抑えつつ袋詰め作業を行う。




何段階かに分けて、籾を取り除いたり、小さな藁や二番米などを取り除いたりしてくれます。

金色に見えます。
一反で95kgの収穫で、上出来とのことでした。(例年は同面積で75kg程度だそう。)
手作業のご褒美かもしれません。
最後に皆で談笑。
ご指導いただいた農家の方たちは、今回の一連の米作りを手作業で行うことが理解できないご様子でした。この日の作業が一瞬で終わったことを考えると、仕事としては頷ける部分があります。手作業の要望を受けていただいて、一緒に作業いただいたことに感謝せずにはいられません。
玄米の栄養価を考えると、日常の食事をよりシンプルで豊かなものにしていくことで、手作業とのハイブリッド化(バランス)を図っていってもいいのではないかと思わされました。ある程度必要な時間をかけることは、生活の本質的な豊かさに繋がりますし、玄米自体の輝きも変わってくるのではないかというのが個人的な妄想として残りました。
ではまた。
【愛用品のご紹介】
コットン100%のカバーオールで、洋服の上から着用可能。胸ポケットと臀部両横に開閉ボタン付きのスリットがあることで、着用中のパンツのポケットにアクセスできるようになっています。
同じくコットン100%のハット。特に春秋に重宝します。
見た目のすっきり感もさることながら、通気性とその名の通り適度なグリップ感があり、多方面の作業に活躍します。
田植えでも使えるくらいフィット感もあり、折りたたんでコンパクトに携帯することも可能。それなりの耐久性も感じています。
